大阪府では、火葬は94%の人が公営斎場を利用しています。東京では、約半数が民営斎場を利用しており、なかなか予約ができない事を考えると、大阪は、公営斎場が充実していると言えるでしょう。大阪には火葬場と斎場が併設している会場が沢山ありますが、その利用者はわずか3%と少なく、通夜、葬儀・告別式は民営斎場がよくつかわれます。
お葬式の形式としては、都心部では、通夜を行わない一日葬や火葬式が増えてゆく傾向にありますが、告別式を行わなかった人はわずか3%しかいませんでした。お葬式のプランとしては、通夜、葬儀・告別式を行い参列者が30人以下と言う家族葬が一番多く、親族をはじめとした親しい身内だけで故人を見送る形が一番多くみられます。
お葬式の規模は小さいですが、オプションとして、祭壇にお金をかけたとか、生花をふんだんに飾ったとか、故人の好きな歌を流したと言うような故人を慰める趣味嗜好を重要視したお葬式が多いのが特徴です。
大阪府には数多くの葬儀業者が存在しているということもあり、いざ執り行う立場になった時にはどこの業者に依頼するべきかでかなり頭を悩ませるという人が大半となっています。執り行う立場になる遺族の負担を少しでも減らすためにと、生前準備として業者や葬儀の内容を選び、決めておくという人も多いのではないでしょうか。
業者や内容がある程度決まっていれば、執り行う立場の人からするとかなり精神的な負担が軽減されることは街があいありません。大阪の場合は、生前準備を行う人もかなり多いので生前準備のためのセミナーが開かれていることもよくあります。
業者側も生前準備に慣れているので、気軽に足を運んで見積もりを取ることができるのも良い点といえます。一口に大阪府と言っても広いので、地域による違いもあるということも頭に置いておき準備を進めましょう。